- 引き続き、PDFのファイルサイズを縮小するための考察。
- 「最適化パネル」の「オブジェクトを破棄」が気になった。
- そこでテスト。
- ケースによるだろうが、元のファイルがどのくらいサイズダウンできるのだろう?
- ちなみに最適化に際して、「標準」を選択したうえで、「オブジェクトを破棄」の項目をすべて選択した。
- 結果、元のファイルサイズは67612、最適化後は34403でおよそ半分になった。
- さらにほかの項目を追加してみる。
- 今度は「ユーザーデータを破棄」にすべてチェックを入れてみる。「オブジェクトの破棄」も併せて使用。
- 結果は驚きに値します!
- 67612kbの元ファイルが540kbになってしまいました。1%未満、、、
- 800%に拡大してもこの解像度。
- 今まで何を苦労していたのか、、、、という感じですね。
- PDFは周辺情報の塊なんですね。
- で、いったい何を削除したのか??は以下を参照。
- Acrobatヘルプ | PDF のファイルサイズを小さくする方法 (Acrobat DC)からの転載。
- ユーザーデータを破棄パネル
配布したり他の人と共有したくない個人情報を削除できます。個人情報が見つからない場合は、非表示になっている可能性があります。「文書の検査」コマンド(ツール/墨消し/非表示情報を検索して削除)を使用して、非表示のテキストおよびユーザー関連情報を検索することができます。
- すべての注釈、フォーム、マルチメディアを破棄
PDF からすべての注釈、フォーム、フォームフィールドおよびマルチメディアを削除します。- 文書情報とメタデータを破棄 文書情報辞書およびすべてのメタデータストリーム内の情報を削除します(「名前を付けて保存」コマンドを使用して、メタデータストリームを PDF のコピーに戻します)。
- すべてのオブジェクトデータを破棄
PDF からすべてのオブジェクトを削除します。- 添付ファイルを破棄
注釈として PDF に追加された添付ファイルを含めて、すべての添付ファイルを削除します(PDF の最適化では、添付ファイルは最適化されません)。- 外部相互参照を破棄
他の文書へのリンクを削除します。PDF 内の他の場所にジャンプするリンクは削除されません。- 他のアプリケーションのプライベートデータを破棄
その PDF 文書を作成したアプリケーションでしか使用しない情報を文書から削除できます。これによって PDF の機能が影響を受けることなく、ファイルサイズが小さくなります。- 非表示レイヤーの内容を破棄し、表示レイヤーを統合
ファイルサイズを縮小できます。最適化された PDF 文書は元の PDF と同じように見えますが、レイヤー情報を含まない文書となります。