XH2SでFTPを使ってファイル転送するにはFT-XHというファイルトランスミッターが別途必要になる。
FT-XHを接続して、電源を入れる。
「接続設定登録」からネットワークやFTPサーバーの登録をして保存する。
「ウィザードで登録」から「FTP転送」を選択それから「新規作成」を選択
手順1「通信セット選択」
まずは、無線LANを使用するか有線でつなぐかを選択する。
今回は有線でつなぎます。新規でアクセス方法とアクセスポイントを登録
IPアドレスは自動で取得で問題ないと思います。(特に固定させない)
登録した通信方法に「名前を付けて」登録します。
手順2「FTPサーバー設定」
データをアップロードするサーバーを指定します。
転送先のサーバーは8つも登録可能です。
通信方式は「FTP」を選択。
サーバーのアドレスを入力します。
FTPなのでポートは「21」SFTPであればポートは「22」
プロキシサーバー「使わない」
パッシブモード「使う」を選択。
**パッシブモードに対応していないFTPサーバーの場合は「使わないを選択」
FTPのアクティブモードとは?
まずは、FTPのアクティブモードとはどのようなものか見ていきましょう。
サーバからクライアントに対して接続要求を行う
FTPを利用するときには、FTPサーバ側とFTPクライアント側に分かれて通信のやり取りを行います。また、このやり取りを行うときは、制御用の線とデータ転送の線を使います。
FTPのアクティブモードとは、サーバ側からデータ転送用の線をクライアントに繋いで接続する方式です。制御用の線(コントロールコネクション)はクライアント側から接続します。このアクティブモードはFTPが生まれたときに開発された古い方式です。
TCP/20番ポートを使用している
FTPの通信ポートは「20番ポート」と「21番ポート」の2種類があり、アクティブモードでは20番ポートを使用します。
この20番ポートがデータを転送するために使われ、21番ポートが通信を制御しています。つまり、アクティブモードでは20番と21番の両方のポートが使用されるのが大半です。また、20番ポートはデータ通信後は閉じ、再度データを転送するときにオープンになります。
FTPのパッシブモードとは?
つづいて、アクティブモードと対になるパッシブモードについて見ていきましょう。
クライアントからサーバに対して接続要求を行う
パッシブモードはアクティブモードとは違い、クライアント側からサーバ側にデータコネクションを繋げます。この場合でも、コントロールコネクションはクライアント側から確立されるのが一般的です。
パッシブモードの場合、データ転送用・制御用の線の両方をクライアント側から接続するのが特徴です。アクティブモードの欠点をカバーする新しい方式でもあります。
データ転送用のポートはランダムで決まる
基本的にFTPでは制御用に21番ポートが利用され、データ転送用に20番ポートが利用されます。しかし、パッシブモードの場合、クライアント側から接続するデータ転送用のポートは毎回ランダムで決まるのが特徴です。
このデータ転送用のポートはサーバ側が指定したものを通知されます。
FTPサーバーのログイン情報を入力します。
データを転送するフォルダを指定します。
「***/***/***」先頭と最後に「/」は不要
同盟ファイルの上書きはしない(デフォルトのまま)
最後にこのサーバーの名称を(自分が分かりやすい名前)登録しておく。
手順3「接続セット名の編集」
接続のセットに適当な名称を付けておく
*場所(どこの)
*有線LANで
*(どこの)FTPサーバーに
繋ぐセッティングなのか分かるように名前を付けておく。
きちんと接続できるか、テストを実行する。
問題なく接続できました。
こんな感じで「接続セット」として登録されます。
以上になります。