対象のクリップを、フュージョンに取り込む
planartrackerを使って、トラッキングをする。
1フレーム目にプレイヘッドを置いてから「set」
順番にトラッキングをする。
消したい対象が、きちんと認識できるコマに移動して、
「timeStretcher」ノードをつなぐ。
その先に、「paint」ノードを接続する。
cloneモードを選択する。
指定したコマから、どのくらいの範囲をペイントするのか、
stroke Durationを設定する。
デフォルトでは30までしか入力できないが、どのような値でも
直接入力が可能。
cloneモードで、消したい対象を消す。
「paint」ノードの先に、「mattecontrol」ノードを接続する。
ぽりごん
「polygon」ノードを使って、マスクを作成する。
同じクリップに対して、複数のポリゴンノードを使用可能。
ポリゴンノードをただ直列につないでおけばOK。
以下のようにマスクを作成する。
「polygon」ノードと、「mattecontrol」ノードを接続する。
接続の際は、「alt」キーを押しながら、ピッカーを「mattecontrol」に持っていく。
プルダウンメニューの「ガベージマット」を選択する。
トラッキングが必要な場合は、「planartracker」のインスペクターを開いて、一番下にある、「create planar transform」をクリックする。
そうすると、「planar transform」ノードが作成される。
このノードは、「planartracker」でトラッキングした、動きのデータを適用するためのノードになります。
「planar transform」ノードと、「mediaIn」をパラレルに接続する。
「planar tracker」ノードは接続を解除する。
以上が大まかな流れ。
POINT
「paint」ノードの「stroke duration」の設定が肝であり、これを忘れると訳が分からなくなります。
トラッキングが必要のない、FIXのクリップであれば、以下のようなシンプルな構成でも機能します。
その時は、上記POINTを忘れると混乱します。